プリンセス・クルーズは、船体に新しいデザインを採用すると発表した。
中国市場向けに初めて建造・設計したクルーズ船「マジェスティック・プリンセス」が、象徴的なロゴを船体にエレガントにあしらった新デザインデビュー第1船目となる。新デザインは今後数年をかけて全船に導入される予定。
船体に採用する新デザインは、大海を渡る波が織りなす穏やかで優美な気品と、クルーズを通じて味わえる、世界各地でのエキサイティングな体験や、さまざまな素晴らしい発見ができる冒険を表現したとしている。
プリンセス・クルーズのジャン・スワーツ社長は「半世紀近くに渡ってプリンセス・クルーズのロゴは世界を巡るクルーズの旅という心踊る体験の象徴となってきた。現在、当社のクルーズ船の寄港地は世界各地で360カ所以上に増え、遠くからでもすぐにプリンセス・クルーズだと気づいてもらえるほどになった」と述べている。
マジェスティック・プリンセスは2月8日、イタリアのモンファルコーネにあるフィンカンティエリ造船所の建造ドックにて進水式を実施した。マジェスティック・プリンセスは、上海に母港を置き、乗客定員3560人で運航される。