マツダの中国現地法人は3月3日、2月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万2901台。前年同月比は19.3%減と、13か月ぶりに前年実績を下回った。
2月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き販売を牽引。マツダの中国全販売台数の84%を占めた。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。1-2月実績は、一汽マツダが前年同期比28.2%減の1万0042台。一方、長安マツダは8.5%増の2万8813台と、好調を保つ。
マツダの2015年の中国新車販売は、23万5261台。前年比は11.5%増と、2年連続の前年超え。2010年の23万9709台に次ぐ記録となった。
マツダの2016年1-2月中国新車販売台数は、前年同期比4.1%減の3万8855台。同社は2016年の中国販売目標を、前年比2%増の24万台に設定している。