【アウディ A4 新型】完成度と信頼性で選ばれた2つの2リットルエンジン

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アウディA4(撮影地:ブリストルヒルゴルフクラブ)
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新型アウディ『A4』は、効率と性能を高次元でバランスした2種類の2リットルエンジンが搭載される。

FFモデルには、190馬力のミラーサイクルエンジンで、先代から33%向上した18.4km/リットルという燃費性能だ。そのトルクは320Nmで、「アイドリングの先からすぐに MAXトルクになるエンジン」とは、アウディ・ジャパンマーケティング本部プロダクトマーケティングの田代友康氏の弁。

クワトロでは 252馬力、370Nmの出力を持ち、「『A6』、『A7』の2リットルと同じエンジンを搭載している」という。

今回2リットルエンジンを導入した経緯について田代氏は、「アウディのエンジンラインナップの中で、信頼性と完成度が高く、かつ、燃費性能が高められて、エミッションに合うエンジンの中で、一番良いのが2リットルのエンジンだった」と話す。

また、FFモデルとクワトロモデルでエンジンを使い分けた理由は、「FFはそれほど出力はいらないので190馬力に抑え、どちらかというと市街地を走る方が多いと想定して、燃費型のエンジンにした」と述べる。そしてクワトロは、「街中だけではなく山道を走ったり、多少荒れたところをどんどん突き進んでいくような使い方で、かつ、走りを好きな方が購入するであろうから、252馬力まで性能アップしたエンジンを採用した」とし、同じ2リットルエンジンでも、エンジンの性格が違っており、差別化が図られていることを説明した。

なお、田代氏によると「今回からSトロニックがすべてのモデルに搭載されるので、先代までのCVTは完全にアウディのラインナップから消えた」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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