ボルボ『XC90』のインテリアで最も目を引くのは、センターパネルにある大型のタッチスクリーンで、その操作は手袋をはめたままでも可能だという。
そう話すのはボルボ・カー・ジャパンマーケティング部プロダクトグループプロダクトスペシャリストの岡田勝也氏だ。しかし、「このタッチパネルを採用したからといって、これまでのロジック同様、音声操作とステアリングコントロールスイッチでほとんどの操作ができることは変わらない」という。
そのうえで、細かな調整や設定はタッチパネルのオペレーションで操作できるようにしたことで、ボタンを大幅に削減できた。それにより、「非常に革新的なデザインになっている」と話す。
このタッチスクリーンの操作について岡田さんは、「『240』や『740』の頃、ボルボは北欧のクルマなので手袋をしたままで操作できる大きなスイッチがあった。それを再びハイテクの最新インフォメーションディスプレイで具現化した。これは昔のボルボを知る人にとっては面白いエピソードだと思う」と語った。