モビリティIoTベンチャーのグローバルモビリティサービス(GMS)は、新型『プリウス』のテレマティクスサービスを今春より開始すると発表した。
今回GMSは、自動車のリアルタイム位置情報収集、指定エリア侵入検知、危険運転検知、盗難検知などのサービスを、営業車両として新型プリウスを利用する法人ユーザーを主な対象として提供する。
現在、テレマティクスサービスは、OBDポートに機器を接続し、サービスを提供するものが主流となっている。しかしOBDポートへの機器接続はセキュリティ上の懸念が指摘されており、新型プリウスでは第三者によるOBDポートの利用が不可能となり、従来のテレマティクスサービスが利用できない状況となっている。
そこでGMSは、独自開発の車載IoTデバイス「MCCS mini」を用いて、OBDポートを使用しない画期的なテレマティクスサービスを開発。GMSが保有するIoTプラットフォームシステムの情報解析アルゴリズム機能を活用することで、OBDポートを使用せずともユーザーに求められるテレマティクスサービスを提供する。