10年以上に渡って、イタリアの高級スポーツカーメーカー、ランボルギーニを率いてきたステファン・ヴィンケルマン社長兼CEO。同氏が、ランボルギーニからアウディへ、異動することが分かった。
これは2月23日、ランボルギーニの親会社、アウディが明らかにしたもの。同社は、「ステファン・ヴィンケルマン氏を、アウディ・クワトロ社の新CEOに起用する」と発表している。
ステファン・ヴィンケルマン氏は現在51歳。2005年1月、ランボルギーニの社長兼CEOに就任した。将来に向けた投資を実行し、ランボルギーニを世界を主導するスーパーカーメーカーに成長させた。
2015年、ランボルギーニは全世界で3245台を販売。過去最高の販売台数を達成したのも、ステファン・ヴィンケルマン氏の功績による部分が大きい。
同氏にとって、新天地となるアウディ・クワトロ社は、アウディの100%子会社。アウディの高性能車、「RS」シリーズや『R8』など「R」モデルの開発を手がけている。