プリンセス・クルーズ、サービスと船内設備をリニューアル

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プリンセス・クルーズの「ロイヤル・プリンセス」(参考画像)
  • プリンセス・クルーズの「ロイヤル・プリンセス」(参考画像)

プリンセス・クルーズは、4億5000万ドルを投資して複数年に渡ってサービスの刷新と船内設備をリニューアルすると発表した。

この取り組みは顧客のクルーズ体験を充実させる「カム・バック・ニュー・プロミス」キャンペーンとして実施する。数多くの発見や一生の思い出、人に語りたくなるような体験を乗客に提供することを目指す。

プリンセス・クルーズでは「カム・バック・ニュー・プロミス」の実行に向けて、ディスカバリー・コミュニケーションズと提携し、新しい取り組みを推進する。

具体的には、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに掲載され、料理に関する賞も受賞歴のあるシェフ兼レストランオーナーのカーティス・ストーン氏が、斬新で創造的な料理を提供する。プリンセス・クルーズ全船のメイン・ダイニングで特別メニュー「クラフテッド・バイ・カーティス」を提供する。一部の船ではスペシャリティ・レストラン「シェア」を新設、ストーン氏監修の「シェフズ・テーブル」という新しいサービスも開始する。

船旅で極上の眠りが得られるよう特別にデザインされた新しいプリンセス・ラグジュアリー・ベッドは、睡眠科学の専門家で「スリープ・ドクター」の異名を持つマイケル・ブレウス博士と、米国HGTVの人気番組「キャンディス・テルズ・オール」や「ディヴァイン・デザイン」の人気デザイナーであるキャンディス・オルソン両氏の協力によって開発した。2018年にかけて4万4000台以上を全船すべての客室に設置する。

アメリカで人気のチェーン店「ウマミ・バーガー」の創始者で、シェフのエルネスト・ウチムラ氏の協力のもと、さまざまなビール、ウィスキー、カクテルも提供する。

「スタイル@シー・ウィズ・TLC」では、米国のケーブルテレビTLCでファッション・エキスパートとして活躍するステイシー・ロンドン氏が、快適でおしゃれな船旅を実現するためのファッションヒントを提供する。

「カム・バック・ニュー・プロミス」キャンペーンでは、さらに新たなサービスを準備する。船内設備のリニューアルやエンターテイメント、宿泊についての最新情報は、今後も発信する。

《レスポンス編集部》

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