バス事故のイーエスピー高橋社長、事業許可取消で「真摯に受け止める」 | レスポンス(Response.jp)

バス事故のイーエスピー高橋社長、事業許可取消で「真摯に受け止める」

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事業許可取消通知書を受け取るイーエスピー高橋美作社長
  • 事業許可取消通知書を受け取るイーエスピー高橋美作社長
国土交通省関東運輸局は19日夕方、東京都羽村市のイーエスピーに対して、一般貸切旅客自動車運送事業の許可を取り消した。聴聞は同日13時30分が期日だったが、高橋美作社長は欠席した。これに続く同社運行管理者の聴聞も応じなかった。

石井国交相自ら「聴聞の結果を踏まえなるべく速やかに手続きを進めたい」と話していたこともあり、聴聞手続きからほどなく、17時に濱勝俊関東運輸局長から高橋氏に直接取消通知書が手渡された。通知書の交付後、濱氏は「特に申し上げたいことがある」と、こう述べた。

「許可の取り消しということで貸切バスの事業者ではなくなるが、事故被害者のみなさんへの法的社会的責任がなくなるわけではない。この点は、引き続き誠意をもって対応していただきたい」

「処分について、特に申し上げることはない」と聴聞は欠席した高橋氏だったが、「今回の処分については真摯に受け止めます。被害者の方には誠意をもって対応させていただきたい。この度は本当に申し訳ありませんでした」と、答えた。

その後高橋氏は取材に応じて、謝罪を繰り返した。

「改めて事故の重大さと責任、さまざまな皆さんにご迷惑をおかけしたことを痛切に感じています。事故で亡くなられた方、乗員2人、乗客13人の15人の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。ご遺族様、けがをされたみなさま、治療中のみなさま、ご家族、お友達や学校関係者、また関係監督官庁・関係部署のみなさま、改めて心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」

また、被害者への対応については変わらないことも明言した。

「事業許可が取り消されたからと言って、何らの変更もありません。引き続きに真摯に、かつできることは目いっぱいおい対応させていただきます」

道路運送法では取消処分を受けた日から2年経過すると、改めて申請をすることができる。しかし、高橋氏は「今現在では改めてバス事業への参加は考えていない」と、貸切バス事業からの撤退を表明した。
《中島みなみ》

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