マツダと三菱自動車は2月19日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とする『ボンゴ』『デリカ』などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは、マツダが『ボンゴ』『ボンゴブローニイ』『タイタン』『アテンザ』、日産『バネット』、三菱『デリカ』の6車種で、2006年4月3日~2014年12月27日に製造された20万8037台。三菱自動車が『デリカ』『パジェロ』の2車種で2006年8月23日~2014年7月31日に製造された15万2678台。両社合わせて36万0715台。
特定の運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、原因は判明していないが、エアバッグ展開時にインフレータ内圧で容器が破損するおそれがあることから、予防的措置として、当該インフレータを交換する。
全車両、予防的措置として、当該インフレータを交換用部品が準備できた段階で、年式の古いものから代替品と順次交換、回収して原因調査を実施する。
不具合および事故は発生していない。部品メーカーからの情報により発見した。