トヨタ RAV4 、米国でリコール112万台…シートベルトの不具合

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トヨタ自動車が2月18日、日本国内で届け出た『RAV4』など、後部座席金属フレームの不具合によるリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国に拡大した。

今回のリコールは、後部座席の金属製フレームの形状が不適切なのが要因。事故時の衝撃によって、フレームとシートベルトが干渉する場合がある。そのため、シートベルトが損傷して、乗員を拘束できなくなる恐れがある。

日本国内でリコールの対象となるのは、RAV4と『ヴァンガード』の2車種。2005年10月26日から2016年1月30日に製造された合計17万6819台が、リコールに該当する。

トヨタの米国法人、米国トヨタ販売は、米国でも同様のリコールを行うと発表。米国では、2006‐2012年モデルのRAV4と、2012-2014年モデルの『RAV4 EV』、合計約112万4000台がリコールの対象になる。

米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、金属製フレームに樹脂製カバーを取り付けるリコール作業を実施する。

《森脇稔》

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