ホンダが2016年全日本選手権の参戦体制を発表した。まず、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズのJSB1000クラスには、「ムサシ・アールティ・ハルクプロ(MuSASHi RT ハルク・プロ)」からホンダ・レーシング(HRC)のテスト契約ライダーである高橋巧が参戦。
同じく秋吉耕佑は「エーユーアンドテルル・コハラ・レーシングチーム(au&Teluru・Kohara RT)」で走り、山口辰也はトーホー・レーシング(TOHO Racing)、渡辺一馬は「エフシーシー・ティーエスアール・テルル(FCC TSR Teluru)」で、引き続き表彰台の真ん中を狙う。
昨年のJ-GP2クラスでチャンピオンを獲得した高橋裕紀は、JSB1000クラスへ。「モリワキ・レーシング(MORIWAKI RACING)」にて「CBR1000RR」に乗る。
MFJ全日本モトクロス選手権シリーズIA1(450cc)クラスは、これまで10回のチャンピオンを獲得した成田亮に王座奪還をかける。
今シーズンもワークスチーム「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」からのエントリーで、ワークスマシン「CRF450RW」を操る。
また、昨季IA2(250cc)クラスでチャンピオンとなった富田俊樹は、「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」で走る。2015年ランキング2位の能塚智寛もホンダにスイッチし、ワークスマシン「CRF250RW」が与えられた。
そして、MFJ全日本トライアル選手権シリーズのIASクラスには、昨年自身5度目のチャンピオンを獲得したHRCテスト契約ライダー小川友幸がエントリー。新型マシン「RTL300R」が用意される。