昭和シェル石油、2016年12月期は黒字化を予想…マージン改善などで

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昭和シェル サービスステーションイメージ
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昭和シェル石油が発表した2015年12月期連結決算は、当期損益が274億円の赤字だった。前年同期の97億円の赤字から赤字幅が拡大した。

売上高は、原油価格下落で燃料価格を引き下げた影響などから、前年同月比27.4%減の2兆1776億円と大幅減収となった。

原油価格の下落で、たな卸資産評価損が発生したほか、石油のマージンも圧縮されたため、営業損益は122億円の赤字、経常損益が132億円の赤字となった。

2016年12月期の通期業績見通しは、売上高が同22.9%減の1兆6800億円と大幅減収を予想する。原油価格の下落で燃料油卸売り価格が下落する見通しなため。

収益では、在庫影響評価やマージンが改善する見通しとして、営業利益が360億円、経常利益が360億円、当期純利益が160億円と、一転して黒字化を予想する。

《レスポンス編集部》

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