1978年発売のロングセラーモデル『ヤマハ SR400』がニューカラーを採用し、2月10日より新発売した。
新色は「ビンテージ・アクティブ・カジュアル」をコンセプトとしたダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1 (リーフグリーン)で、誕生年“1978”を織り込んだ400のロゴをあしらったタンクグラフィックを用いている。
エンジンはお馴染みの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒。2010年モデルでフューエルインジェクションを導入するが、キックスタートオンリーなどシンプルで普遍的なメカニズムは何ら変わっていない。
オーソドックスなスポークホイール仕様の足まわりも変わらず。外径298mmのシングルディスクと軽量なアルミリムで、俊敏な走りを実現している。
クロームメッキ仕上げのマフラーはナノ膜コーティングを施し、変色や錆による劣化を防止。美しさを妥協せずに追求した、すっきりと伸びたフォルムが美しいエキパイとマフラーだ。
メーター類もアナログのまま。250cc以上のバイクで機械式メーターを使っているモデルはほとんどなく、SRは希少な存在と言える。右にタコメーター、左に速度計を備えた。
税込み価格は55万800円。ヤマハブラック(ブラック)は継続販売する。
ヤマハでは、SRの歴史やクラフトマンシップ、開発ストーリー、キックスタートの仕方などが分かる特設サイト「SRカフェ」も開設中だ。