三菱 アウトランダーPHEVで冬の八ヶ岳へ…EV走行メインで、愛犬と自然に優しく

試乗記 国産車

三菱 アウトランダーPHEVで冬の八ヶ岳へ…EV走行メイン、愛犬と自然に優しく
  • 三菱 アウトランダーPHEVで冬の八ヶ岳へ…EV走行メイン、愛犬と自然に優しく
  • 三菱 アウトランダーPHEVで冬の八ヶ岳へ…EV走行メイン、愛犬と自然に優しく
  • 2016年1月に山梨県内で初の急速充電サービスを開始した八ヶ岳PA
  • 三菱 アウトランダーPHEVで冬の八ヶ岳へ…EV走行メイン、愛犬と自然に優しく
  • 石川PAにて充電
  • PA・SAでは次の充電スポットもアナウンスされている
  • 石川PAにて充電
  • 石川PAにて充電
「17年度から20年度までに新型車を続々投入し、中小型SUVとPHEVなどの車種を強化する」。そんな発表があった三菱自動車の未来を担う先駆車が、EVを基本としたミッドサイズSUVの『アウトランダーPHEV』だ。

定評ある悪路走破性能、雪道にも強い車両運動統合制御システム「S-AWC」とPHEVならではのツインモーター4WD、国産EVの先駆と言える『i-MiEV(アイミーブ)』が持つ電気自動車のノウハウすべてを凝縮し、フロント60kW、リヤ60kWの最高出力を持つ前後モーター、および2リットルエンジンを備えた三菱渾身の1台である。

2015年6月に発売以来最大の改良が行われ、フロントデザインを「ダイナミックシールド」コンセプトのもと一新。存在感、上級感が一段と高まった印象を受ける。そしてパワートレイン、ボディー、シャシーまで大幅改良し、静粛性、加速性能、操縦安定性、乗り心地、燃費、内外装の質感、PHEV性能などあらゆる部分の向上が計られているのだ。


◆充電スポットを駆使、約200kmをほぼEV走行で

ところで、わが家の自称自動車評論犬(!?)歴8年の“旅するラブラドールレトリーバー”マリアいわく、アウトランダーPHEVは最強のドッグフレンドリーSUVでもあるという。改良によって走りが一段と滑らかで静かで、乗り心地まで良くなり、それは前後席はもちろん、犬が乗ることもあるラゲッジ部分にも言えることなのだそうだ。

そして『パジェロ』譲りの走破性を備えたアウトランダーPHEVはこの季節、スノーリゾートへ向かうにもぴったりのエクスプレス。「雪があるからドライブ中止」なんていう、雪が大好きな犬の期待を裏切ることなく、ウィンタードライブを安心安全に楽しめる。

さっそくアウトランダーPHEVで行く冬の犬連れドライブをプラニング。コンセプトはアウトランダーPHEVならではの「EV走行が基本のエコドライブ」。アウトランダーPHEVのEV可能走行距離はJC08モードで60.8km。実走行距離は約45km程度と頼もしい。

現在、EV・PHEVの充電スポットは全国に1万2000か所以上あり、高速道路のSA・PA、リゾート地周辺の充電スポットが充実しているエリアのひとつが、日本有数のドッグリゾート、八ヶ岳だ。

中央フリーウェイ(中央自動車道)で八ヶ岳(小淵沢ICまで)へ向かう場合、2016年1月に山梨県内で初の急速充電サービスを開始した八ヶ岳PA(上下線各1基)のほか、石川PA(上下線各1基)、談合坂SA(上下線各2基)、双葉SA(上下線各1基)に充電スポットがあり、東京都心から八ヶ岳へは、ほとんどの区間でEV中心の走行が可能。また八ヶ岳エリアはホテルや道の駅などに無料充電スポットがあるため、高原の空気を汚さないEV走行を基本としたリゾートドライブが可能になるというわけだ。

具体的には東京・新宿を起点に満充電で出発したとすると、石川PAまで首都高、中央フリーウェイ経由で約35km(EV走行可能距離)。そこで約30分、80%充電を行い、そこから約37km先の談合坂SA(上り坂で電気を消費するが一部区間でEV走行可能)で犬たちをドッグランで遊ばせている間に約30分で80%充電。

次の充電スポットがある双葉SAまでは約63kmと、アウトランダーPHEVの実EV走行距離(約45km)を上回ってしまうが、道は下りで、回生やパドルシフトによる回生レベルをゼロにした滑空状態=B0モードを駆使することで実際、談合坂SAから約51キロの甲府南ICあたりまでEV走行が可能だったのだから驚きだ。

甲府南IC付近から双葉SAまではエンジンがかかってしまうが、距離としては約13.5km。その区間のガソリン消費は1リットル程度! なのである。

双葉SAにはこの季節の犬連れドライブに嬉しい「ペットホットハウス」があり、ホカホカ、まったりしている間に充電すれば、次の充電スポットがある八ヶ岳PAまでは約28kmだから、その区間はほぼEV走行が可能になる。

今回のドライブ往路最後の充電を八ヶ岳PAで済ませれば、目的地「八ヶ岳ワンワンパラダイス」まで約7km。余裕を持ったEV走行でたどり着ける。

しかし、いくらEV走行を基本にしたいと言っても、そんなに頻繁に充電するのは面倒…と思いがちだが、犬連れドライブでは犬が日常とは違う狭い空間にいるため、1~2時間に1回の休憩、お散歩は不可欠。だとすれば、そうした一見スローなドライブプランは、実は極めてドッグフレンドリーでもあるわけだ。

ところで、もし充電スポットでi-MiEVや日産『リーフ』のような純EV車と遭遇したならば、発電・走行用のエンジンを持ち、電欠しても問題なく走れるアウトランダーPHEVは順番を譲るのがマナーと考えたい。


◆PHEVならでは、SUVでも静粛性と安定感バツグンの走り

都心から中央フリーウェイをひた走る片道約200kmのドライブは、EV、モーター走行を基本としたひたすら静かかつ滑らかで、ミッドサイズSUVとは思えぬ軽快な走行が心地良く、人も犬も快適そのもの。さらにドライバーはパドルシフトによる回生レベルのB0~B5を駆使し、電気を上手に使こなす運転によって、平和なクルージングでも飽きることがないのである。

そうそう、アウトランダーPHEVの犬の乗せ方だが、犬はリヤドアから乗車させ、大型犬のマリアはまず後席フロアに飛び乗り、後席へ。そして6:4分割の後席を片側倒し廊下にしてラゲッジへ移動。小型犬のララは後席に飛び出し防止用のリードを装着して乗車。荷物は後席足元に置き、段差をなくすのがわが家流である。

そんなアウトランダーPHEVならではの走りに満足しているうちに、八ヶ岳エリア最大級のドッグリゾート「八ヶ岳わんわんパラダイス」に到着。

標高1150m、夏は避暑地、冬はスノーリゾートになる「八ヶ岳わんわんパラダイス」は2014年12月にフロント棟を新設したばかり。白樺とから松林に囲まれた敷地内に38棟のドッグコテージが点在し、フロント棟にフロント、ミニショップ、レストラン「ラ・テラス」、犬のウォーターセラピー「八ヶ岳クォーラ」、そしてアジリティガーデン、森のドッグガーデン(ドッグラン)といった施設がある。

宿泊するのはプレミアムコテージ。しかし到着したのはチェックイン時間前のお昼過ぎ。なのでレストラン「ラ・テラス」でランチをいただくことにした。

ちなみに八ヶ岳エリアでは今年の2月29日まで「寒いほどお得フェア」を各所で開催中。このレストランでもメニューの一部が清里駅前観測所の気温によって割引になる。この日の気温はー6度で、シェフの手による本格的なハンバーグ、パスタ(デザート、飲み物付き)が半額になったのだ! もちろん「ラ・テラス」は愛犬同伴OK、ワンコメニューもあり、マリアもララも八ヶ岳に着いてそうそう、お腹いっぱい、大満足である。

そうこうしているうちに午後3時のチェックインタイム。アウトランダーPHEVで訪れた八ヶ岳の白銀のリゾート滞在が始まった。

《取材協力》
三菱自動車

八ヶ岳わんわんパラダイス
山梨県北杜市長坂町小荒間1791
0551-32-1155
《青山尚暉》

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