スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは2月2日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月としては過去最高の4万1101台。前年同月比は0.7%増と、50か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。1月は1万1904台を販売。前年同月比は6.2%増と、2か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、30か月連続。
一方、もうひとつの主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は1月、1万1197台を売り上げたものの、前年同月比は1.4%減と、2か月ぶりに減少した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、15.3%増の4473台と、2か月連続のプラス。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は、6448台を販売。前年同月比は1%減と、14か月ぶりに前年実績を下回った。
また、『WRX』シリーズは1月、『WRX STI』を含めて、2336台を販売。前年同月比は、3.9%減と2か月ぶりの前年割れ。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は1月、4382台を販売。前年同月比は14%減と、7か月ぶりに前年実績を下回る。
スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「2015年の勢いは、2016年も続いている。1月は新記録」と述べている。