トヨタ自動車の中国法人は2月2日、1月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は12万5000台。前年同月比は32.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
トヨタの1月実績が回復したのは、中国で2015年10月から開始された小型車に対する減税の効果。減税対象となる排気量1.6リットル以下の『カローラ』をはじめ、兄弟車の『レビン』、『ヴィオス』の販売が伸びた。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2015年の中国新車販売台数は、112万2500台。前年比は8.7%増だった。2年連続で100万台の大台に届き、過去最高を記録した。
トヨタは、2016年の中国における新車販売目標について、前年比2.4%増の115万台に設定している。