日本民営鉄道協会はこのほど、大手民鉄16社の年末年始(12月31日~1月3日)期間の定期外旅客輸送実績を発表した。16社合計では3342万人となり、前年を5.1%上回った。
16社合計では、最も輸送人員の増加率が高かったのは1月1日で、前年を9.8%上回る790万6000人。最も輸送人員が多かったのは1月3日の950万9000人だが、同日は前年比で見ると1%減少した。
地域別では、関東の9社(東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・相鉄)合計が前年比5.3%増の2177万8000人。最も輸送人員の多かった日は1月2日で、612万2000人だった。前年比で最も増えたのは9%増の京王だった。
関西の5社(近鉄・南海・京阪・阪急・阪神)は合計が986万8000人で、前年比4.2%増。最も輸送人員の多かった日は1月3日で、295万3000人だった。前年比で最も増えたのは南海で、9%増加した。
16社のうち、全日にわたって輸送人員が増加したのは小田急・東急・南海・阪神・西鉄の5社。西鉄は4日間の合計が前年比12.6%増で、16社のうちもっとも増加率が高かった。近鉄のみ1月2日が前年を下回り、その他の10社は1月3日が前年を下回った。