ヤマハ発動機は、ヒト型自律ライディングロボット「モトボット」開発の第2フェーズ始動に伴い、現在のパートナーである「SRIインターナショナル」と、引き続き共同開発を行っていくことで合意した。
モトボットは、車両に改造を加えずに二輪車の自律運転を実現するヒト型自律ライディングロボットで、2015年の東京モーターショーに出展して話題となった。2017年には時速200kmを超えるサーキット走行を目指している。
自律走行を実現した第1フェーズに続き、第2フェーズではサーキット走行の実現に向けた基盤技術の開発を進める。また、これらの高い目標にチャレンジする過程で獲得できる高度な技術を、将来の先進技術やライダー支援システムなどへ応用するほか、新規ビジネス開拓に繋げていく。
なお1月8日には、現在、米国ラスベガスで開催中の「CES 2016」において、両社担当者によるモトボット開発のプレゼンテーションを行う予定。