フランスの自動車大手、ルノーは12月18日、フランスのバチイイ工場の生産台数が2015年、新記録を達成したと発表した。
バチイイ工場は、ルノーのLCV(小型商用車)の主力工場のひとつ。現在、『マスター』などを組み立てている。
2015年、バチイイ工場は12万6375台の商用車を生産。2006年の12万3202台を9年ぶりに上回り、年間生産の新記録を打ち立てた。
12万6375台のうち、マスターは8万5208台。以下、GM向けが2万1702台、ルノーのトラックが1万2500台、日産向けが6965台。マスターの8万5208台も、2000年の8万2121台を上回る新記録となる。
バチイイ工場は1980年に稼働。マスターを3世代に渡って組み立ててきた。マスターの同工場での累計生産台数は、220万台を超えている。