宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ロシアのプログレス補給船がソユーズ2.1aロケットで、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から12月21日午後5時44分に打ち上げられると発表した。
プログレス補給船は、国際宇宙ステーション(ISS)の「ピアース」(ロシアのドッキング室)に無人でドッキングさせるミッションで、ISSへ向かうプログレス補給船としては62機目となる。
今回は打ち上げから約2日後、12月23日午後7時31分にISSへドッキングする計画。
今回打ち上げるプログレス補給船は、新型のプログレスMSの初飛行となる。外観は前の型とほぼ同じだが、ランデブー装置を、ウクライナ製のKurs-Aからロシア製のKurs-NAに切り替えるとともに、無線装置と航法装置の更新、デブリシールドの強化などが行われている。