青函トンネル走行の在来線旅客列車、3月21日までに廃止へ

鉄道 企業動向

JR北海道とJR東日本の2社は12月18日、2016年3月26日のダイヤ改正を機に廃止される本州~北海道間の在来線旅客列車について、今後の運行計画を発表した。北海道新幹線の開業直前に行われる地上設備の最終切替に伴い、3月21日発の列車をもって運行を終了する。

北海道新幹線は2016年3月26日、新青森(青森市)~新函館北斗(北海道北斗市)間148.8kmが開業する予定。青函トンネルを含む新中小国信号場~木古内間では、在来線(海峡線)と線路を共用する区間になる。

海峡線を走る定期運行の旅客列車は、北海道新幹線の開業に伴い全て廃止されるが、ダイヤ改正に先立つ3月22日未明から25日にかけては、新幹線と在来線の共用に伴う地上設備の最終切替が行われるため、北海道新幹線開業の5日前までに運行を終了することになった。

2社の発表によると、新青森~函館間の特急『白鳥』『スーパー白鳥』は3月21日限りで運行を終了。下りは新青森19時47分発『スーパー白鳥27号』、上りは函館19時32分発『スーパー白鳥98号』が最終列車になる。

青森~札幌間を結ぶ夜行急行『はまなす』は、札幌発が3月20日限り、青森発が3月21日限りで運行を終了する。いずれも最終列車は全車指定席で運行される。また、3月20日までは上りの函館~青森間で時刻が変更され、函館3時56分発~青森6時19分着となる。このため、新青森駅では東京行きの東北新幹線『はやぶさ4号』に連絡しない。

上野~札幌間の臨時寝台特急『カシオペア』は、下り上野発が3月19日限りで運行を終了し、上り札幌発も3月20日限りで運行を終了する。一方、海峡線の両端で線路がつながっている津軽線と江差線の普通列車は、最終切替が行われる期間中も運休しない。

海峡線を走行する定期運行の列車は北海道新幹線開業後、貨物列車だけになる。一方、2017年春からの運行が予定されているJR東日本のクルーズ列車『TRAIN SUITE 四季島』は、一部のコースで北海道への乗入れが計画されており、臨時の旅客列車は新幹線開業後も運行される見込みだ。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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