【アウディ A3 e-トロン】「HV市場」日本だからこそプラグインにチャンスがある

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アウディ A3スポーツバック e-tron
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アウディは『Q5』、『A6』、『A8』のハイブリッドモデルに続き、初のプラグインハイブリッドモデル、『A3スポーツバック e-トロン』を発売した。

「アウディのハイブリッドは、1989年に『100アヴァント』をベースにしたハイブリッドのコンセプトモデルを発表し、そこから約25年の開発の歴史がある」と振り返るのは、アウディジャパンプロダクトマーケティングプロジェクトリーダーの山口弘明さん。また、1997年にはプラグインハイブリッドのコンセプトモデルを発表している。

そして現在アウディは、水素を用いた「h-トロン」、天然ガスを用いた「g-トロン」、電気やプラグインハイブリッドに代表される「e-トロン」の3つの大きな柱を持つ次世代モビリティ技術を、「tron(トロン)テクノロジー」として開発している。

ではなぜ、今回導入するのが電気自動車ではなく、プラグインハイブリッドなのか。山口さんは、「(電気自動車は)まだ航続距離や、充電スタンドなど、ユーザーの心理的な障壁があるので、現時点ではガソリン車から電気自動車へのブリッジとなるプラグインハイブリッドが、ベストソリューションだから」とコメント。

また、「ハイブリッドの市場が非常に拡大している日本においては、(プラグインハイブリッドは)ハイブリッドの進化形という位置づけとして、アウディとしてチャンスがあると考えている」と述べる。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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