プリンセス・クルーズ、2017年のヨーロッパクルーズを発表

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新造船「マジェスティック・プリンセス」(イメージ)
  • 新造船「マジェスティック・プリンセス」(イメージ)

プリンセス・クルーズは、2017年のヨーロッパクルーズを発表した。

2017年のクルーズ・シーズンには、地中海から北欧まで119の寄港地に向けて新造船、「マジェスティック・プリンセス」を含む6隻が運航する。64のユニークなコースには、153の出発日が設定されており、寄港地は合計27カ国にわたる。

2017年4月にデビューを予定するマジェスティック・プリンセスも、バルセロナ、アテネ、ローマ発の6日~29日間のコースでヨーロッパでの処女航海を行う。

プリンセス・クルーズは現在、「モア・アショア・プログラム」のもと、顧客がこれまでよりさらに寄港地の個性、文化、特色を楽しめるように2017年のコースを設定している。出港時間を21時以降に設定し、寄港地での1泊または2泊の停泊など、滞在時間に余裕を持たせ、ゆっくり過ごすプランも設ける。

ヨーロッパでの「モア・アショア・プログラム」では、ダブリン、サンクト・ペテルブルグでの停泊プラン、15カ国以上での夜の遅い時間の出港を含む。

最新クルーズ船「マジェスティック・プリンセス」が2017年4月4日、コトルとコルフ島を訪れるチビタベッキア(ローマ)発6日間のアドリア海周遊の処女航海でデビューする。乗客定員3560人のマジェスティック・プリンセスはその後、2017年4月9日~5月14日までバルセロナ、アテネ、ローマ発の8日間、15日間、22日間、29日間の地中海クルーズを予定する。

マジェスティック・プリンセスに加えて、ロイヤル・プリンセスでは、新たに地中海12日間、西地中海11日間のほか、地中海とエーゲ海22日間や地中海全体を巡る8日間、15日間、22日間、29日間のクルーズを組み合わせることができる。

リーガル・プリンセス、クラウン・プリンセスとパシフィック・プリンセスは、ロンドン(サウサンプトン・ドーバー)またはコペンハーゲン発で、サンクト・ペテルブルグで停泊、スカンジナビアとロシアを訪れるクルーズを提供する。パシフィック・プリンセスでは、歴史的遺産を訪れるドーバー発の新バルト海クルーズを用意。ストックホルムとサンクト・ペテルブルグに停泊する。

2017年夏には新たな寄港地としてハウゲスン(ノルウェー)、オーバン(スコットランド)、シラクーサ(イタリア、シチリア)、ウルヴィック(ノルウェー)、サントロペ(フランス)が加わる。

2017年のヨーロッパ・シーズンには、これまでで最大規模の英国周遊クルーズを提供。カリビアン・プリンセスは12出発日、パシフィック・プリンセスは2出発日で運航する。最終寄港地はエディンバラでの船中泊で、世界的に有名なエディンバラ・ミリタリー・タトゥーを訪れることもできる。サウサンプトン(ロンドン)発13日間の英国の島々クルーズの一部には、ベルファストに夜遅くまで滞在する新たなプランや、ダブリンで1泊停泊するオプションなどもある。

クラウン・プリンセスとパシフィック・プリンセスは、白夜がピークを迎える夏至の期間、ノールカップや北極圏を訪れるクルーズを提供。クラウン・プリンセスは、ノルウェー・フィヨルドを訪れ、パシフィック・プリンセスではハウゲスン(ノルウェー)に初寄港する。

パシフィック・プリンセスには、アイスランドとノルウェーを訪れる15日間のクルーズも組まれており、アイスランドとシェットランド諸島の奥地を訪ねることができる。

《レスポンス編集部》

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