日本郵船は、MTIと共同開発したパフォーマンスマネジメントシステム「SIMS」が「第12回エコプロダクツ大賞」の国土交通大臣賞を受賞したと発表した。
「SIMS」は、シップ・インフォメーション・マネジメント・システムで、船の運航状態や燃費に関する詳細なデータを、陸側のデータサーバに一時間ごとに自動送信するシステム。
これにより運航に関わるビッグデータを船陸間でタイムリーに共有することが可能となる。現在さまざまな船種にシステムが搭載され、船舶ビッグデータ活用推進を進める上で重要な基盤システムとなっている。
エコプロダクツ大賞は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービスを表彰するための賞。同社グループでは、2013年に空気潤滑システムの開発・運用で受賞して以来、2度目の受賞となる。