愛知県は11月4日、「イクメン・イクボス応援キャンペーン」のポスターを作成。官民を挙げてイクメン・イクボスの普及に取り組んでおり、このたび「イクボスセミナー(イクボス養成講座)」の開催を発表した。
イクメン・イクボスは育児などを積極的に行う男性のこと。このうちイクボスは会社の上司や経営者を指す。いずれも仕事と家庭(出産・育児・子育て・介護・看護など)の両立を図る、ワークライフバランスに結びつく取り組みとして注目される。
今回のセミナーは、”社内でワークライフバランスを推進するならば、まずは上司が手本を見せる”という意味合いが含まれる。基調講演は「イクボスが求められる時代へ~働き方改革はイクボスから~」をテーマとし、講師はよつば労務管理事務所所長で特定社会保険労務士の永谷律子氏。人口減少や介護離職が企業へ及ぼす影響と、関連の法令や制度の動向を解説し、イクボスが求められている背景を明らかにする。
続いて、梶川土木コンサルタント代表取締役の梶川洋氏が講師となり事例を紹介。経営戦略上でのイクボスの必要性を解説する。
開催日時は2016年1月26日の13時30分~15時30分。会場は愛知県西三河総合庁舎(西三河県民事務所)7階701会議室。参加料は無料。定員は30名で先着順とし、申込締め切りは1月19日。定員になり次第締め切る。