フランスのシトロエンは12月7日、新型EVの『E-メアリ』を欧州で発表した。E-メアリはPSAプジョーシトロエンのフランス・レンヌ工場で組み立てられ、2016年春、フランスで発売される予定。
車名の「メアリ」とは、シトロエンの伝説のオフロード車。メアリは1968年に誕生。オープンボディのオフロード車は支持を集め、1988年までの20年間に、14万台以上が生産された。
新型EVのE-メアリでは、デザインにこのメアリのモチーフを採用。脱着式ルーフを備えた4名乗りの小型EVとして、登場した。ボディサイズは、全長3810mm、全幅1870mm、全高1650mm。
EVパワートレインは、モーターが最大出力68psを発生。最高速110kmの性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量30kWhのリチウムメタルポリマーバッテリー。1回の充電で、最大200km走行できる。