スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは12月1日、11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月としては過去最高の4万6070台。前年同月比は2%増で、48か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。11月は1万3655台を販売。前年同月比は1.6%減とマイナスに転じたが、フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、28か月連続。
主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は11月、1万3079台を売り上げ、前年同月比は7.4%減と、3か月ぶりに減少した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、16.8%減の4769台と、2か月連続のマイナス。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は好調。11月の新記録となる6786台を販売。前年同月比は17%増と、12か月連続で前年実績を上回った。
また、『WRX』シリーズ11月、『WRX STI』を含めて、2481台を販売。前年同月比は、8.4%減と6か月ぶりの前年割れ。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は11月、4924台を販売。前年同月比は90.2%増と、5か月連続で前年実績を上回る。
スバルの2014年米国新車販売は、前年比21%増の51万3693台。2015年1‐11月は、前年同期比14%増の52万6401台と、年間販売の新記録が確定した。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「スバルオブアメリカにとって、最高の時。2016年も成長が続くだろう」と述べている。