地元女性ガイドと異端セレガの定期便…佐世保の豪華クルーズバス[フォトレポート]

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佐世保重工業佐世保造船所(SSK)や赤レンガ兵器庫跡をめぐる「SASEBOクルーズバス『海風』」
  • 佐世保重工業佐世保造船所(SSK)や赤レンガ兵器庫跡をめぐる「SASEBOクルーズバス『海風』」
  • 佐世保のディープなスポットをめぐる「SASEBOクルーズバス『海風』」。運行は西肥自動車が担う
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  • 佐世保のディープなスポットをめぐる「SASEBOクルーズバス『海風』」。運行は西肥自動車が担う
  • 晴れていれば九十九島の島々や先ほどいた佐世保港などが一望できる壮観な風景が広がるはずの、弓張岳展望台。見事なホワイトアウト状態。「見えるぞ、私にも佐世保が見える!」(SASEBOクルーズバス『海風』乗客)
  • 晴れたときの弓張岳展望台からは、このような息を呑むほどの景色を見ることができる
  • 途中、「SASEBOクルーズバス『海風』」は米軍関連の輸送バスともすれ違う
  • 「SASEBOクルーズバス『海風』」では、“のりつっこみ”も惜しみなく披露する地元っ子女子がガイドとして同乗する
碇の大型エンブレム、天然木と本革シートの内装、コスプレ系女性ガイド…。佐世保では、日野『セレガ』をゴージャスに変身させたクルーズバス「海風」が走っている。11月、その3便「海軍さんの港まちと弓張岳コース」に乗って雨の佐世保をめぐってみると…!?(写真40枚)

スタートは佐世保駅みなと口。「海軍さん」をイメージした女性ガイドが乗降口で「ようこそ」と出迎える。豪華クルーザーをイメージした“特別なセレガ”に乗り込むと、本革サロンシートや微妙な間接照明など、リッチなインテリア空間が広がっている。デザインは、イタルデザイン社でフェラーリやランボルギーニを手がけた石井明氏だ。

佐世保駅を出たクルーズバスは、米海軍佐世保基地の正門をかすめ、明治期から兵器庫として建てられた赤レンガ倉庫の前で下車。「なぜ空襲を受けた佐世保に兵器庫が残ったの?」という乗客の質問に対し、女性ガイドは「米軍が自分たちが占領できると確信して、この兵器庫エリアをあえて狙わなかった」と教えていた。

さらに、旧佐世保海軍工廠の施設を引き継いだ佐世保重工業佐世保造船所(SSK)が一望できるポイントへ向かう。大正時代に生まれた250トン級クレーン「ジャイアント・カンチレバー・クレーン」を見上げ、同所最大の建造用第4ドックや、米軍・海上自衛隊共同使用の第2ドック、タイヤがいくつも連なった搬送用車両などを眺める。構内の「MAX SPEED 25K」という文字も見えた。

クルーズバスは、佐世保造船所をあとにし、弓張岳展望台へ。晴れていれば九十九島の島々や先ほどいた佐世保港などが一望できる壮観な風景が広がるはずだが、この日は雨。霧と雨で、わずか10m先もまっ白な、ホワイトアウト状態。白を基調としたクルーズバスは、駐車場から消えたと錯覚するほど、霧にとけ込んでいたが、乗客たちは傘の下で「高級車のCMみたいでいいね」といった調子で楽しんでいたようす。

2015年4月から運行を開始したこの SASEBOクルーズバス『海風』。全席予約制で一日4便運行、所要時間90分、料金は1800円。管理は佐世保観光コンベンション協会、運行は西肥自動車が担当している。「このバス1台、6000万円かかった」と教えてくれたこの日の女性ガイドは、西肥バスで観光バスのガイドを経験し、子育てなどでいったん現場を離れた“地元っ子”だった。


《大野雅人》

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