丸紅、シージャックス向け洋上風力据付船が竣工

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洋上風力据付船
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丸紅は、産業革新機構と共同出資している英国洋上風力据付大手シージャックス・インターナショナルの洋上風力据付船が竣工したと発表した。

船は業界最大級。最大作業深度が最大65メートル、最大積載量が8000トン。

シージャックスは、2012年5月に丸紅と産業革新機構が買収、欧州の洋上風力市場やオイル&ガス市場で事業を展開してきた。今回竣工した船を加えた5隻体制で、欧州洋上風力市場で存在感を打ち出し、日本・アジア・中東地域を見据えた事業拡大への取組を強化する。

丸紅は、海外で累計10万3000MW超の発電所建設実績を持ち、全世界発電総量で約3万6500MW、出資持分換算で約1万0700MWを保有、更に発電所の運転・保守・安全管理事業への展開を進めている。再生可能エネルギー分野で、洋上風力は大容量、高効率の発電方式として欧州を中心に市場拡大が見込まれており、丸紅はバリューチェーンにおいて積極的な事業展開に注力する。

《レスポンス編集部》

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