ルフトハンザグループの従業員が設立した非営利団体「ヘルプ・アライアンス」は11月19日、中東からの難民を受け入れているドイツのミュンヘン市に10万ユーロ(約1300万円)の小切手を贈ったと発表した。寄付金は難民の通訳サービス支援に充てられる。
ミュンヘン市の難民受け入れの現状としては、バイエルン州の州都に到着する毎週約480人に対し、生活する場所の手配とケアを行っている。ただ、多くの難民が難民登録、宿泊所の確保、さまざまな行政上の手続きを行う上で、通訳サービスを必要としている。
ドイツに向かう難民の流れと通訳者の需要の大きさは今後も変わらないと思われる。ヘルプ・アライアンスによると、ルフトハンザグループの従業員の中から通訳ボランティアを募ったところ、既に50人以上の従業員が名乗りを上げたとのこと。