排ガス問題に揺れる、フォルクスワーゲングループは、V字回復の使者として、『ゴルフ』次期型(ゴルフVIII)を前倒しで市場投入する可能性が高い事がわかった。リークされた次期ゴルフのレンダリングCGでは、最新のフォルクスワーゲン・デザイントレンドを取り入れた、スクエアなヘッドライト、エアダクトのデザイン、シャープなキャラクターラインなどが確認できる。第8世代となる新型ゴルフは、当初2019年にワールドプレミアの予定だったが、今回の排ガス問題を受け、2016年にリスケジュールされたという情報だ。軽量モジュラープラットフォーム「MQB evo」を採用し、1100kg以下の大減量を図ると同時に、最先端ハイブリッド・パワーユニットを搭載するという。ハイテク装備ではヘッドアップディスプレイや、スマホ感覚でインターフェースの直感的な操作を可能にする「ジェスチャーコントロール」なども装備されると言う。排ガス問題に加え、新たにCO2排出量でも不正があったとして、各国での対応に追われるフォルクスワーゲン。大型のニューモデルとしても2016年末に公開予定だった、高級サルーン『フェートン』次期型の発売延期が伝えられている。フォルクスワーゲンの礎を築いたゴルフが、信頼回復のための切り札となるか。続報に注目だ。
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