プリンセス・クルーズは、2016年のダイヤモンド・プリンセスの日本発着クルーズのうち、3コースで航路を変更し、新たに世界遺産に登録された端島(通称=軍艦島)を遠望しながら航行すると発表した。
軍艦島を遠望する3コースとも、午後5時に長崎港を出港後、軍艦島付近で速度を落とし、島から約1海里(1853m)の距離を、約30分間(午後6時半から7時頃を予定)に渡って航行する。炭鉱の島として栄え、多くの人が暮らした軍艦島の姿を、長崎で建造されたダイヤモンド・プリンセスからから眺める体験を提供する。
対象のクルーズは、「龍馬ゆかりの地 神戸・長崎・高知と韓国」(2016年6月10日~6月15日)、「気軽にショートクルーズ 長崎と韓国」(2016年7月3~7月8日)、「日本の美 瀬戸内海・名城の地めぐりと韓国」(2016年9月9日~9月17日)。