米国の自動車最大手、GMが過去に実施したリコール((回収・無償修理)。同車の100万台が米国市場において、再リコールを実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「シボレー、ビュイック、オールズモビル、ポンティアックのセダンついて、GMからリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、エンジンおよび、エンジン冷却の不具合が原因。NHTSAによると、エンジンオイルが高温なエグゾーストマニホールドの上に落ちた場合、火災が起こる可能性があるという。
リコールの対象となるのは、シボレーが『ルミナ』『モンテカルロ』『インパラ』の1998-2004年モデル。ビュイック『リーガル』の1997-2004年モデル、ポンティアック『グランプリ』の1997-2004年モデル。米国で販売された100万3556台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、再びリコール作業を行うとしている。