【東京モーターショー15】川崎重工の富田常務「伝えたいのは“走りへのこだわり”」

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川崎重工業のプレスブリーフィング風景
  • 川崎重工業のプレスブリーフィング風景
  • 川崎重工業ブース(東京モーターショー)
  • Kawasaki Z125 PRO
  • Kawasaki Z125 PRO
  • Kawasaki 世界選手権チャンピオンマシン
  • Kawasaki Ninja HZH2R900 Super Four

川崎重工業は往年の名車『Z1』や、『H2/H2R』『ZX-10R』と言ったNinjaシリーズなど自慢のオートバイを展示。プレスブリーフィングに立った同社常務取締役でモーターサイクル&エンジンカンパニーの富田健司プレジデントはこう強調した。

「今回のショーで皆様にお伝えしたいのは、カワサキが長年持ち続けてきた、カワサキの原点とも言える『走りへのこだわり』です」

カワサキはオートバイ事業に本格的に取り組み始めて50年ほど経つが、常に「走る楽しさ」でライダーの心を豊かにしたいと考えてきたそうだ。その結果、誕生したのが1972年に発売した『Z1』であり、昨年発表した『H2/H2R』だった。

特に『H2/H2R』は、自社製スーパーチャージドエンジンにより誰も味わったことのない加速を体験できるとのこと。「今回のショーでは、カワサキが持つ銀鏡技術により、さらに特別な塗装を施したスペシャルカラーバージョンを展示した」(富田プレジデント)そうだ。

そして、カワサキは「走りへのこだわり」を“RIDEOLOGY(ライディオロジー)”と名付け、今回のショーを皮切りにさまざまな機会でカワサキの“RIDEOLOGY”を紹介していくという。

「“走り”すなわちRIDEと、“こだわり”すなわちIDEOLOGY。これらを組み合わせた“RIDEOLOGY”こそが、カワサキ独自の価値であり、存在理由なのだ」と富田プレジデントは話していた。

《山田清志》

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