【東京モーターショー15】日産ゴーン社長「自動運転技術の車両は世界に展開」

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日産 カルロス・ゴーン社長
  • 日産 カルロス・ゴーン社長
  • 日産が公開した「リーフ」ベースの自動運転走行のための新実験車
  • 日産『IDS Concept』(東京モーターショー2015)

日産自動車は10月28日のプレスカンファレンスでカルロス・ゴーン社長が、同社の自動運転技術を「ニッサン インテリジェント ドライビング」という統一呼称で紹介、「まず日本に投入した後、中国、欧州、米国に販売を広げる」との方針を示した。

ゴーン社長は「2020年までに高速道路と市街地を走行できる自動運転車を商品化する」と、改めて表明。そこに至るまでの「ニッサン インテリジェント ドライビング」の部分展開として、2016年から高速道路の単独レーンでの自動走行ができる「パイロットドライブ1.0」、次いで高速道路での合流や車線変更が可能な「パイロットドライブ2.0」を実用化していく計画を明らかにした。

ゴーン社長は、この技術の世界展開に当たっては「お客様にお買い求め頂ける価格で新技術を提供したい」と、コスト競争力にも磨きをかけていく考えを強調した。

《池原照雄》

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