札幌市電ループ化、11月11日から訓練運転開始…12月中に開業へ

鉄道 行政

札幌市電のループ化事業では、西4丁目~すすきの間を短絡する複線軌道を歩道側に敷設。11月から訓練運転が始まる。
  • 札幌市電のループ化事業では、西4丁目~すすきの間を短絡する複線軌道を歩道側に敷設。11月から訓練運転が始まる。
  • 西4丁目停留場は訓練時間中(右)の10時頃から16時頃まで、乗り場を4丁目プラザ側から日の出ビル側に移す。
札幌市電のループ化工事を進めている札幌市交通局は11月11日から、開業に向けて乗務員の訓練運転(習熟運転)を実施する。

札幌市電は、西4丁目停留場から中央図書館前停留場まで南下し、再び北上してすすきの停留場までの8.4kmを結ぶ路面電車。西4丁目停留場とすすきの停留場は直線距離で約400mしか離れていない。このため、両停留場を短絡する「都心線」を整備し、市電を環状線にするループ化が構想された。

ループ化は2013年4月、軌道運送高度化実施計画が認定されて事業に着手。今年に入ってすすきの停留場と西4丁目停留場の一時的な移設が行われ、軌道の敷設など工事が本格化した。12月中には開業する見込みだ。

交通局の発表によると、札幌駅前通に整備される都心線は、路面電車が歩道側を走行する「サイドリザベーション方式」を採用することから、「安全運行に必要な知識・技能習得のため、法令等に基づき訓練を実施」するとしている。

駅前通での習熟運転の実施期間は、11月11日から12月中旬までの予定。10時頃から16時頃まで走行する。9月17日に従来の位置に再移設された西4丁目停留場は現在、都心線につながる軌道上(4丁目プラザ側)に「乗車側停留場」を設けているため、習熟運転の実施時間帯のみ撤去。「降車側停留場」から乗車できるよう、警備員や職員を配置して利用者の案内と誘導を行う。
《草町義和》

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