JAXA、模擬小型回収カプセルの高空落下試験を完了

宇宙 テクノロジー
模擬小型回収カプセルによる高空落下試験
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、回収技術獲得に向けた模擬小型回収カプセルによる高空落下試験を実施したと発表した。

JAXAでは、国際宇宙ステーション(ISS)で行われる宇宙実験のサンプル回収手段と頻度の拡大、利用成果の最大化を目指し、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)搭載型の小型回収カプセルに向けた技術開発を進めている。

小型回収カプセルの技術開発の一環として、小型回収カプセルの模擬模型による高空落下試験を、北海道大樹町の沖合で実施した。10月22日午前10時46分頃、回収カプセルをヘリコプターから切り離し、同日10時49分頃に回収カプセル(模型)は着水した。

パラシュートなどは、正常に作動し、模擬小型回収カプセルによる落下試験は無事終了した。

今後、試験で取得したデータを解析して今後のパラシュート機構の設計と、カプセルの全体設計に反映し、「こうのとり」を用いた回収技術の確立を目指す。

《レスポンス編集部》

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