【フェラーリ 488 スパイダー】デザイン的にも必要性もつ、リトラクタブルハードトップ

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フェラーリ 488 スパイダー
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フェラーリ『488スパイダー』は、先代の『458スパイダー』に引き続き、リトラクタブルハードトップ(RHT)が採用された。

488スパイダーの車両開発の中心となったRHTについて、「この分野における新たな技術的ベンチマークとなるように設計されている」と開発の意気込みを述べるのは、フェラーリ極東エリア統括マネージング・ディレクターのディーター・クネヒテル氏だ。

「極めてシンプルなメカニズムと、アルミニウム素材の採用によって、徹底的な計量化が図られた」という。その結果、458スパイダーと比較し約25kg軽量化に成功。さらに、開閉のスピードにおいても、14秒と、「記録的に短い間で開閉する」と述べる。また、開閉の際は、ルーフ部分と収納部分の2つのセクションが同時に回転しているかのように稼働する。なお、この開閉は45km/h以下であれば、走行中でも可能である。

収納スペースにおいても、「従来のハードトップの収納には、150から200リットルの容量が必要であったのに対し、488スパイダーは、わずか100リットルのスペースに収まるように設計されている」とクネヒテル氏。

また、クネヒテル氏は、「エアロダイナミックスおよび、ルーフ周りのスタイリングのためには、この洗練されたソリューションは絶対に必要不可欠であった」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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