ビー・エム・ダブリューは全面改良した『X1』を10月24日から販売開始すると発表した。先代に比べて全長を30mm短くして取り回しを良くした一方で、荷室容量を85リットル拡大したのが特徴。価格は385万~591万円。
全長が短くなったにも関わらず荷室を拡大したことについてビー・エム・ダブリューの生野逸臣氏は「エンジンを横置きレイアウトにしたことが大きく寄与している」と明かす。
生野氏は「エンジンを横置きにしたことによってフロントアクスルと前席までの距離が縮まる。後席も前に出せるようになったので、荷室をその分広くできた。また全高を35mm高くしたパッケージングも荷室拡大に貢献している」と解説する。新型X1の荷室容量は505リットルで、後席をすべて倒せば最大1550リットルを確保できる。
エンジンレイアウト変更により生じたスペースは荷室拡大だけでなく、「後席の膝前スペースが最大66mm拡大し、ひとクラス上の居住性を確保した」としている。新型X1の全長は4455m、全高は1610mmで、ホイールベースは先代と同じ2670mmとなっている。