防災科学技術研究所は「高校生のための6時間で分かる気象災害講座」を、11月3日、東京・千代田区で開催する。若い世代が気象災害について正しい知識を身につけるのがねらいで、高校生をはじめ、中学生や一般の参加も可能。参加費無料、要事前登録。
講座では、防災科学技術研究所の研究員が講師を務め、参加者は講師から豪雨、竜巻、浸水など、気象災害の最先端の研究成果を学ぶ。また研究内容をポスター発表する時には、参加者と研究者が直接話をする機会も設けられている。
防災科学技術研究所は、 気象災害の件数が世界的に増加傾向にあるなか、次世代を担う若者が講座で得た気象災害に関する知識を家族や友人に話したり、学んだことをベースにいろいろな本を読んだりすることで、防災知識が広がっていくことに期待しているという。
講座の参加費は無料で、事前に参加登録が必要。参加申込みは、防災科学技術研究所ホームページの申込みフォームから。定員は250名で先着順。高校生だけでなく中学生や一般も参加できる。