フランスの自動車大手、ルノーが9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15で初公開した新型『メガーヌ』。同車に遅れて、ハイブリッドが設定される。
これは、ルノーが明らかにしたもの。同社は、「2017年初頭、ハイブリッド・アシスト・ディーゼルを追加する予定」と発表している。
現時点では、その詳細は公表されていないが、マイルドハイブリッドとなる見込み。ルノーによると、回生ブレーキによって、減速時の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収。この電力がエンジン低回転時など、一定の走行状況において、加速をアシストするという。
ハイブリッド・アシスト・ディーゼルでは、優れた環境性能を追求。ルノーは目標値として、欧州複合モード燃費33.3km/リットル、CO2排出量76g/kmを掲げる。
ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「ハイブリッド・アシスト・ディーゼルが、マーケットを主導するだろう。燃費や排出ガス性能を高めながら、手頃な価格を実現する」とコメントしている。