富士重工業は6日、ビッグマイナーチェンジをして進化したスバル『フォレスター』と『XV』のお披露目を、東京都昭島市のアウトドアグッズ専門の商業施設「モリパーク アウトドアヴィレッジ」でおこなった。
イベントは「ライブペインティング」で注目を集めるTakeshi Satoさんにより、真っ白なキャンバスに山や森、ログハウスが描かれる、というパフォーマンスからスタート。
富士重工業広報部の岡田貴浩部長は、「スバルは安心と愉しさを提供したいと思っています。社内では『ライフアクティブ』と呼んでいますが、スバルのお客様は人生を楽しんでアクティブに生活を送っている方が多い。そのイメージにこのモリパークアウトドアヴィレッジが合っていると思いました」と、アウトドアグッズやアパレルを扱うショップが集合した商業施設を選んだ理由を説明した。
スバルは、今回発表したフォレスターやXVの他にも、『クロスオーバー7』や『アウトバック』もラインアップに揃え、アウトドアと馴染み深いのも特徴的だ。
今回のフォレスターの進化した内容は「本格SUVとしての機能はもちろん、EyeSightがVer.3になり安全性がより進化。シートやサスペンションを最適化して快適性を進化。力強いデザインのエクステリアが進化」という3つのポイントを説明した。
一方、XVに関しては「カジュアルに乗れるSUVとして、タンジェリンオレンジパールや、新色としてハイパーブルーというポップなカラーリングを採用していることは、アウトドアグッズのカラフルさと通じる。EyeSightがVer.3に進化して安全性が進化したほか、ワイド感あるバンパーなどのエクステリアを採用した」とした。
会場に置かれた展示車両のスタイリングや、モデルの衣装をコーディネートしたスタイリストの平健一さんは「全体的にアウトドアと街を融合したシチュエーションを演出して、荷物を多く載せてアウトドアに行く。という雰囲気を出してみました」と展示のイメージを語った。
また、今回の発表会は、スバルが現在推進しているユーザー参加型の取り組み「アクティブライフスクエア」活動の一環として、抽選で選ばれたユーザーも参加。参加者向けの試乗会も開催された。試乗会では、ダート路面で加速やスラローム走行の安定性、丸太が組まれた路面、水深20cmの水路、傾斜のきついの登り坂や、「ヒルディセントモード」を使い自動で安定した下り坂の走行など、スバル車のオフロード性能を堪能できるプログラムが用意された。
改良新型となったフォレスターとXVは、10月28日に開幕する第44回東京モーターショーにも展示される。