ホンダの米国法人、アメリカンホンダは10月1日、『シビック』と『フィット』の2車種について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、CVTの不具合が原因。アメリカンホンダによると、一定の走行条件下において、CVTのドライブプーリーシャフトに高い負荷がかかり、シャフトが損傷する恐れがあるという。
走行中にシャフトが損傷した場合、加速できなくなり、事故のリスクが増す。なお、アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告はない」とコメント。
リコールの対象になるのは、米国内で販売された2014-2015年モデルの『シビック』と2015年モデルの『フィット』。合計で約14万3000台がリコールに該当する。
アメリカンホンダは、対象車種を保有する顧客に通知。販売店でCVTの制御ソフトウェアをアップデートするリコール作業を行う予定。