米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは9月28日、オランダの北ブラバント州ティルブルフに新工場を開業した。
新工場は、同社のEV、『モデルS』の欧州での需要に応えるために建設。これにより、欧州でのモデルSの納期の短縮が図られる。
オランダ新工場では、テスラモーターズの米国カリフォルニア州フリーモント工場から、部品を調達。バッテリーやモーターなどを組み付け、品質テストを受けた後、出荷される。
新工場の敷地面積は7万7648平方m。効率に優れた生産ラインからは、1日でおよそ90台、1週間ではおよそ450台のモデルSが生産可能。
テスラモーターズは欧州12か国に、合計69のディーラーとサービスセンターを擁する。独自の急速充電ネットワークの「スーパーチャージャー」は、およそ200か所を数えている。