10月1日より発売が開始される、メルセデスベンツ『C220d』は、多くの強い要望から満を持して導入された。
現行Cクラスは昨年、「アジリティー&インテリジェンスというコンセプトに基づき、素材選びから、設計、製造工程に至るまで、あらゆる部分に、メルセデスが誇る最先端技術を投入することで、大きな進化を遂げて生まれ変わった」と説明するのは、メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏だ。
このCクラスは、昨年度のインポートカーオブザイヤー3冠。そして、ワールドカーオブザイヤーを受賞。「専門家にも高く評価されたことも後押しとなり、昨年、日本では年間で、約1万6000台を販売することが出来、メルセデスの最量販車種となった」という。更に、「昨年、メルセデスベンツとして、初の登録6万台超えを達成した立役者であり、本年も8月までの累計販売において、セグメントナンバーワンの勢いはそのままに続いている」と好調さをアピール。
そして、今回導入になったクリーンディーゼルモデルは、「メルセデスのSNSサイトに直接メッセージがあったり、メルセデスコールに問い合わせがあったり、また、私自身がユーザーから直接リクエストをもらったり、そしてもちろん、販売の現場からも、強い要望があった」とコメント。
今回導入されたC220dは、最新の4気筒ブルーテックエンジンに、9速オートマチックトランスミッション(9G-TRONIC)が組み合わされた。「この9速オートマチックとブルーテックエンジンの組み合わせは、この日本仕様のC220dが世界初だ」と上野氏。
「クリーンディーゼルに燃費性能だけでなく、静粛性も求める日本のユーザーの高い期待に応えるため、9速オートマチックとの組み合わせを優先した結果、導入に時間がかかってしまった」と語った。