トヨタ自動車は9月21日、秋の「トヨタ交通安全キャンペーン」の一環として横浜市の商業施設であるトレッサ横浜で「反射材でキラリと光ってね!おじいちゃん・おばあちゃん」を開催した。
トレッサ横浜を運営するトヨタオートモールクリエイトおよび神奈川県のトヨタ販売店各社とともに開いた。このイベントは、夕暮れや夜間の歩行時に多い高齢者の交通事故防止を図るために企画された。
敬老の日に当たる同日、会場では小学生らが祖父母にプレゼントするため、手書きメッセージを添えた反射材のキーホルダーを工作した。また、アイドルグループ「AKB48 Team 8」の小田えりなさんによる反射材の事故防止効果を訴えるトークショーも開かれた。
警察庁の調査によると、歩行中の交通事故死亡者のうち65歳以上の高齢者は71%と高く、かつ16時から20時の薄暮時では高齢者死亡事故が他の年齢層の約4.6倍に達している。
横浜トヨペットの宮原郁生会長らとともにイベントに出席したトヨタの早川茂取締役専務役員は「われわれの交通安全キャンペーンは、ドライバーの方々に近い販売店さんと一緒に活動して47年目となった。事故防止のため、これからも長く地道に取り組みたい」と話した。