東海交通事業、城北線の車両をキハ11形ステンレス車に置換え

鉄道 企業動向

城北線の列車を運行している東海交通事業はこのほど、JR東海からキハ11形気動車の300番台2両を購入すると発表した。1両目は9月24日から運用を開始する。

東海交通事業はJR東海の全額出資子会社。JR東海から勝川(愛知県春日井市)~枇杷島(清須市)間11.2kmを結ぶ城北線の線路施設を借りて、同線の旅客列車を運行している。

車両はJR東海がローカル線向けに開発した、キハ11形気動車の200番台を4両導入。このうちキハ11-201・202の2両を城北線で使用している。このほか、キハ11-203・204の2両をJR東海に貸し付けていたが、今年4月にひたちなか海浜鉄道(茨城県ひたちなか市)に譲渡している。

さらに今回、ステンレス車体の300番台2両をJR東海から購入し、老朽化したキハ11-201・202の2両を置き換えることになった。300番台は1両目が9月24日から運用を開始し、2両目は2016年3月頃に導入される予定だ。これに伴い、キハ11-201・202は203・204と同様、ひたちなか海浜鉄道に譲渡される。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集