欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは8月28日、欧州向けの『ゴルフ カブリオレ』の2016年モデルの概要を明らかにした。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。
現行ゴルフ カブリオレは2011年春、ジュネーブモーターショー11で発表。『ゴルフ』にカブリオレが設定されるのは、4代目(1997-2004年)以来、7年ぶり。その4代目カブリオレも、中身は3代目(1991-1997年)のビッグマイナーチェンジ版だったから、まさに久々の復活。
新型はハッチバックをベースにしながら、フロントウインドスクリーンを傾斜させるともに、ルーフラインを低くするなどして、スタイリッシュな雰囲気を演出。電動トップは『イオス』との兼ね合いから、伝統のソフトトップが採用され、30km/h以下なら走行中でも開閉できるようにした。
今回、フォルクスワーゲンは、欧州向けのゴルフ カブリオレの2016年モデルを発表。外観は、前後バンパーやサイドシルのデザインを変更し、スポーティさが強調された。
さらに2016年モデルでは、ボディカラーとホイールデザインを6種類用意。ソフトトップの色も、選択肢が増えた。室内は、ステアリングホイールやシートが、新デザインに変更。最新の車載インフォテインメントシステムも採用されている。