韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月26日、新ブランドの「N」を9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー15で初公開すると発表した。
Nは、ヒュンダイが新たに立ち上げるサブブランド。高性能車に特化したブランドとなる。
ヒュンダイは現在、欧州主力コンパクトカーの『i20』で、WRC(世界ラリー選手権)に参戦中。N車の開発には、WRCのノウハウが応用される予定。
フランクフルトモーターショー15の会場には、『RM15』を展示する計画。同車は、小型スポーツクーペの『ベロスター』をベースにしたコンセプトカー。駆動方式をFFからMRに変更し、最大出力300psの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「GDI」をミッドシップに積む。
ヒュンダイは、「Nは、WRCにおけるコンペティターとしてのアドバンスを土台にする」と説明している。