メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は8月27 日に都内で開いた新車発表会で、主力車種『Cクラス』にクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルを追加し、来月発売する計画を明らかにした。
メルセデス・ベンツ日本は2006年にEクラスにクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルを日本市場に投入して以降、この日発売したクリーンディーゼルハイブリッド車『S300h』を含めると、8車種14モデルにクリーンディーゼルを設定している。
上野社長は「SUVモデルはディーゼルを入れたことによって飛躍的に台数が伸びているのが実情だが、実は一番ラブコールが多いのはCクラスのディーゼル。お客様からは直接、ディーゼルがあれば買うのにとよくいわれている」ことを明かした上で、「来月には入れる」と明言した。
さらに「国産車を今、ご愛用頂いているお客様に是非、ディーゼルをきっかけに入って頂ければと思っている。なるべくお客様が欲しいと思うエンジン車種をどんどん用意していくことによって、お客様に興味をもって頂くように必死になってやっているというのが実情」と述べた。